非裂孔原性網膜剥離とは

非裂孔原性網膜剥離とは

網膜剥離にもいくつか種類があります。網膜剥離の初期段階は、目に小さな穴が開き、その中に液化硝子体という目の中にある水分が入り込んでしまう、ということが起こります。これを裂孔原性網膜剥と呼びます。

 

裂孔原性網膜剥とは

 

裂孔原性網膜剥は網膜剥離の中でも最も多く見られる症状で、網膜に穴が開いている状態のことです。加齢による目の機能低下、網膜の委縮、外部からの目へのダメージなどで起こります。

 

裂孔原性網膜剥は40〜60歳の発症が多く見られますが、近年では10代から20代の若者でも発症するケースもあります。

 

若者の裂孔原性網膜剥は、パソコンやテレビ画面、スマホ画面などを至近距離で長時間見ることで目への負担が大きくなり、近視を引き起こすことで起こります。

 

近視は普通の方に比べ目の内部の奥行きが深く、網膜が薄く引き延ばされている状態で網膜がはがれやすくなっているため、網膜剥離が起こってしまいます。

 

裂孔原性網膜剥の進行と術後

 

裂孔原性網膜剥は、最初のうちは剥離の範囲が小さいですが、時間の経過と共に剥離が徐々に広がっていき、穴が大きい場合は症状が一気に悪化します。

 

裂孔原性網膜剥の状態が続くと、目に正常に栄養が行き届かなくなり、徐々に物の見え方が低下し、最悪の場合失明に至ります。

 

裂孔原性網膜剥は手術によって治療が行われます。術後は数ヶ月間の経過観察が必要です。また、術後1ヶ月は激しい運動や目の酷使は厳禁となります。

 

手術をしても、視力が元に戻るという保証はありません。前より物の見え方が悪くなると言った後遺症があるといったケースが多く見られます。